今は無き原始反射

先日長男の保育園の運動会がありました。

 

長男は運動会で行う鉄棒・とび箱ができず、

 

保育園で居残り練習させられたとか家の中でも箱を

 

とび箱代わりに練習していると嫁さんに聞いていたので

 

本番ではどうかなと思っていましたが、

 

本番は見事に出来ました！

 

演技も去年とは比べ物にならないくらいにこにこと

 

きっちり覚えてやっていました。

 

子供の成長をみるのはこの上ない楽しみですね。

 

 

さて医学的なところに戻ると

 

生れたての乳児には大人には無くなってしまった

 

反射があります。

 

代表的なのもを3つ紹介します

 

吸啜反射：乳首を口に持っていくと吸いつく反射です。

 

把握反射：手のひらに何か触れると手を握る反射です。

 

非対称性頚反射：首を右（左）に向けると右手（左手）は伸び、左手（右手）は曲がってしまう反射です。

 

でもこれらの反射は成長とともに無くなります。

 

無くならなければ新しい動作を獲得できないからです。

 

非対称性頚反射は寝返りができる前に無くなります。

 

反射が出れば手が邪魔で寝返りはできませんから。。。

 

把握反射もハイハイまでには無くなります。

 

これもハイハイで手を着くたびに手を握っていてはできませんからね。

 

吸啜反射も口もとの持っていくと吸っていてはご飯が食べれませんので

 

そのころには無くなります。

 

成長とともに原始反射は消えていきます。

 

無くなってはいけない反射もあります。

 

子供の成長を反射の面からみてもそろそろこんな動きができそうだな

 

と楽しんでいたのは僕だけでしょうか？