脳梗塞後は麻痺の影響で特に体が硬くなり易くなります。
体・・・というか筋肉が・・・
それでもそのままでいると伸びない、
体が傾いてくるなんてこともあります。
麻痺とは動かせない、動きにくい、触っても感覚がない、しびれるなどを
含みます。
さて最近施術した方で、左側が麻痺されている方だったのですが
改善してほしいと依頼があったのが、右腕と右足。。。
うん!?
と思われたかも多いかと思いますが、
私にすればそうですよねとなります。
基本的に脳の構造からしても例えば右脳の脳梗塞⇒左半身に麻痺
と反対側の体に出ると思われがちですがそんなことはありません。
実は同じ側にも麻痺は存在しているのです。
確かに脳の神経は反対側にいきますが全てが行くわけではありません。
同じ側にいく神経線維もあります。
反対側8~9:同側1~2の割合と言われています。
ですので麻痺側と反対側が調子が悪くなっても何ら不思議は
ありません。
なので私たちは麻痺側と非麻痺側(麻痺側の反対の意で
麻痺がないといういみではありません)と表現します。
特に麻痺側の反対側を頼りにするため必要以上に力が
入ります。
これが更なる問題で、非麻痺側に力が入ると麻痺側にも
力が入るのです。
それにこのような状態を繰り返すと背骨が曲がってしまったり
膝が変形してしまうこともよくあることです。
この方は非麻痺側の使い過ぎで背骨のゆがみや膝のゆがみなど
多くのゆがみがありました。
ゆがみを戻すと
右手はご飯を口へ運べないぐらい動きませんでしたが、
すっと右手が上がるようになりました。
このようにときどき体のメンテナンスをしてあげることで
生活しやすくなりますよ。
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