今日は腕・肩について書きます。
五十肩・肩こりなど
肩関節周囲は自由に動く半面
痛みが出やすい所でもあります。
肩周囲にはいくつ関節があるかご存知でしょうか?
一般的に考えると腕を上げ下げする。
肩関節(肩甲上腕関節)が一般的ですが
その他に4つも関節があります。
そのすべてが腕の上げ下げに関係しています。
・肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨の関節)
・胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)
・肩甲胸郭関節(肩甲骨と胸郭(肋骨)の関節)
・第2肩関節(構造的なもので骨同士の関節ではありません)
とまぁ聞きなれない名前のオンパレードですね。
大きく言うと肩関節は5つの関節からなるとだけで十分です。
もしかしたら今通っている整骨院や鍼灸師の方もここまで
詳しく知っていないかもしれませんよ。(先生方すいません)
理学療法士でも応えることができない方もいるとかいないとか・・・
でも確実に腕の上げ下げに関係しています。
例えば、鎖骨を手で押さえて腕を上げてみて下さい。
完全に挙げることができませんよ。
もう一つ。二人一組で。
肩甲骨を動かない様に抑えながら腕を上げてみて下さい。
確実に上がりません。
実は肩甲上腕リズムという動きがあり、腕が上がるにつれて
肩甲骨も動くというのがあります。
ホントに人の体は上手く出来ていますよね。
この辺を考えながら肩こりや五十肩を施術していかないと
繰り返しになってしまいますよ。
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