猫背がなぜ悪いかを今日から
3回ほどのシリーズで書きたいと思います。
猫背の問題として大きく3つあります。
①骨の問題
②内臓の問題
③筋肉の問題
今日は①の骨の問題についてです。
背骨は24個の骨からなっています。
内訳は首の骨7個 胸の骨12個 腰の骨5個です。
そして背骨には生理的湾曲という
横から見るとS字状のカーブがあります。
首の骨は前に凸、胸の骨は後ろに凸、腰の骨は前に凸
となっています。
このカーブがあることにより、体にかかる衝撃や
負荷を分散させることができます。
猫背の場合、元々胸の骨は後ろに凸となっていますが
さらに強まっている状態です。
猫背になり、胸の骨が過度に後ろに出ることで
首の骨の前に凸となっているのがさらに強まり
腰の骨の前に凸はなくなってしまい逆に後ろに凸と
なってしまします。
腰の骨が後ろに凸になると骨盤も後ろに倒れてしまいます。
そして骨盤が倒れた状態で立つということは
股関節や膝関節が常に軽く曲がった状態になります
ので、足が疲れやすかったり、
足の障害につながりやすくなります。
猫背になるということは体にかかる衝撃を受けやすくなったり
負荷を分散させる機能が弱まってしまいます。
また猫背になると肩甲骨が外側に移動してしまい
腕が上がりにくくなる原因にもなります。
骨もつながりを持っていますので、骨だけでも
これだけの悪循環をもたらしてしまします。
皆さまも姿勢を見直して下さいね。
続きは明日書きたいと思います。お楽しみに!
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